膝の痛みの原因・膝の痛み治療に関する情報サイト
私たちの関節の内、膝が一番痛みの発生しやすい関節です。まあ、何十年も重い体を支えて、階段の昇り降りや、立ったり座ったり、そしてランニングやジョギング、歩いたりするたびに動くので、その負担はすごいものがあります。次に、膝の痛みに限らず、関節痛みを起こす代表的な病気二間して、病名と症状、そしてそれらの特徴について述べましょう。まず、中高年の男性に多い病気として良く知られている痛風です。尿酸が関節に溜まることで炎症を起こすのが通風ですが、まず足の親指の付け根に発生するのが一般的です。 化膿性関節炎は、その名の通り関節に細菌が入り込んで化膿し、炎症を起こす障害です。関節が赤く腫れて熱をもってきつつ、痛みが段々大きくなってきます。大腿骨顆骨壊死は、大腿骨顆骨(膝の上側の骨)が部分的に壊死して、かなり大きな痛みが走ります。女性、特に50歳以上の方に多く発生し、変形性膝関節症に症状が似ているのが特徴です。
膝の痛みでは無いのですが、「五十肩」と言う、肩関節周囲炎がありますね。これは老化などにより、腕を支える筋肉が衰えて炎症を起こす。特に腕を上げる動作などで痛みを感じる。リウマチも良く知られていますね、慢性関節リウマチ は、全身の関節が炎症を起こす病気で、免疫反応の異常等が原因になります。朝方に手や指がこわばって動かしにくいのが特徴です。炎症が関節の滑膜に発生し、そこから発生する物質が骨や関節軟骨を破壊するため、関節が変形すします。さて、膝が痛む病気としては最も多いのが、「変形性関節症」です。 関節の軟骨が磨耗してすり減った結果として、痛みが発生する病気です。体のどこにも発生しますが、特に多いのは膝で、変形性膝関節症と呼ばれます。いずれにせよ、関節痛の原因は様々でありまして、痛みの箇所、痛みの度合い、痛み方、はたまた年齢によって、症状は千差万別です。関節に痛みを感じたら、とにかく安静をこころがけて、早めに整形外科等の専門医に相談しましょう。
いろいろな関節の中で、なぜ膝は痛みを起こしやすい理由は、膝が極めて広い角度の曲げ伸ばし運動を行っているからだと言われています。とにかく、膝関節の角度を動作別に見てみますと、歩行時には約60度、しゃがむ時は約100度、正座時には約140度となっています。また、膝にかかる負担も極めて重くて、普通に平らな道を歩いている時には体重の約2〜3倍、階段の昇り降り時には約4倍、ランニングやジョギング時には約6倍もの力が膝にはかかることになります。 膝の痛みの治療に関しては、先ほど申し上げたとおり、関節に痛みを感じたら、とにかく安静をこころがけて、早めに整形外科等の専門医に相談することが大切ですが、その後民間療法である鍼灸等も効果がある場合があります。また、温泉治療も大いに効果がある場合があり、あなどれません。鍼灸院の場合はちゃんと免許を持っているところを選ぶのはもちろんですが、友人などに評判を聞くことが大切です。他人の膝の痛みの治療に効果があったとしても自分の治療にも効果があるとは限りませんが、参考になることは間違いないですから。